趣味、友情、奉仕を一度に楽しめる「ロータリー親睦活動」

ロータリーボイス

By Zuhal Sharp(国際ロータリースタッフ)

同じ趣味や関心をもった有志によって作られるロータリー親睦活動グループ。そのはじまり20060225_US_027は、エスペラント語に関心をもつロータリアンたちが非公式なグループを結成した1929年にさかのぼります。1947年には、ボート好きのロータリアンたちが自家用ボートにロータリーの旗を掲げ、自らを「International Yachting Fellowship of Rotarians」(国際ヨット愛好家ロータリアン親睦活動グループ)と呼びました。

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倫理的ジレンマ:あなたならどうする?

あなたはクラブの職業奉仕委員長として、指導やキャリアカウンセリングプロジェクトを通じて社会人になったばかりの若者を支援しています。あなたは、指導する若者たちの多くがキャリアをスタートさせたばかりであるため、より多くのクラブ会員から支援を得たいと考えています。また、若者たちにクラブとその活動を紹介したいと願っています。若者たちにクラブに参加してほしいと思いましたが、彼らはその費用と時間が理由で、クラブ例会に出席できないとのことでした。

若者に参加してもらうために、会合の時間と場所を変更し、参加費用を安くする方法を取り入れるようクラブのリーダーに提案しました。若者たちは地元のバーでよく集まることから、そのバーでクラブ例会を始めることを提案しました。自由に飲み物と食べ物も注文でき、会員候補者に好都合です。しかし、クラブリーダーはこのアイデアに反対しています。このアイデアを採用すると、そのような状況を快く思わない現会員が離れていくと主張します。あなたは、こうした変化により若者をクラブに参加させることができ、会員との関わりも深まると考えています。

あなたならどうしますか?

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倫理的ジレンマの題材を、rotary.service@rotary.orgまでお寄せください。

赤ちゃんとお母さんの命、みんなで守る

ロータリーボイス

By 国際ロータリースタッフ

ロータリーの「母子の健康」月間である4月、クラブではどのような活動に取り組んでいますか?20110110_IN_045

世界保健機関(WHO)によると、毎日およそ830人の女性が、妊娠と出産に関連する予防可能な病気で命を落としています。妊産婦死亡の99%が開発途上国で起きており、母親と新生児のおよそ半数が出産時、出産後におけるケアを受けていません。

5歳未満の子どもの死因の上位は、出産時の合併症、肺炎、出生時仮死、下痢、マラリアです。これらはいずれも、医療によって予防できる問題です。

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「あっちのほう」から「ここ」へ — 人びとの生活を変えるトイレ

筆:Clem van den Bersselaar、オルモックベイ・ロータリークラブ会員(フィリピン)

フィリンピンの農村部に暮らす人に「トイレはどこ?」と聞けば、どの方向ともなくあごをしゃくって「あっちのほう」と言うでしょう。これはなぜかというと、村人たちはどこでもひと気がないところで用を足しているのです。女性はたいてい、のぞき見されたり襲われたりしないように遠くまで行かなくてはいけません。実際、地元の医療関係者に屋外で排泄するリスクについて聞くと、寄生虫や細菌への感染リスクだけでなく、女性が嫌がらせをうけたりいたずらされたりするリスクが高いことも教えてくれます。

2013年11月に、フィリピンのレイテ州に未曾有の大型台風「ハイヤン」が上陸しました。被災者2500万人、死亡者6000名近くと、島全体で大きな被害が出ました。

その直後に各国のロータリークラブが救援にかけつけてくれました。地元のクラブは食料を提供し、NGOと連携して住宅再建にとりかかりました。緊急に必要な救援物資が人びとに届けられると、次に問題になったのは水供給の復旧とトイレ施設の建設においていかに衛生条件を満たすかでした。

オルモックベイ・ロータリークラブは、WAND財団(Water=水、Agro-forestry=農林業、Nutrition=栄養、Development=開発)なら、NGO各団体と連携して、台風直撃直後のフィリピンのサマール州で2万基の仮設トイレを設置できると判断しました。WAND財団は、かつてスウェーデンのマルメインターナショナル・ロータリークラブと連絡を取り合ったことがあり、イタリアで開催された第8回多クラブ合同ワークショップでこのプロジェクトを提案するのは自然な流れでした。この提案が認められてグローバル補助金が申請され、2016年2月に承認が下りました。イタリア、フィリピン、スウェーデンから7つのロータリークラブと3つの地区が、この52,000米ドルのプロジェクトに参加しました。

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活動内容は、各地の村や地区でトイレ222基、雨水集水器6台、共同手洗い所7カ所、バイオサンド・フィルター浄水器20台を設置し、地域社会の人びとのために地域主導の研修会も実施しました。その結果、1100名近い人びとが適切なトイレ施設を使えるようになり、600名近くがきれいな水を毎日使えるようになりました。研修会では、グループ討論や、水の汚染を防ぐトイレの使い方と水・衛生の健康面への影響を教えるワークショップが行われました。また、不衛生による病気の治療にかかる高額な費用について理解してもらうために、屋外排泄のリスクも話し合いました。

うれしいことに、このプロジェクト以来、この地域では寄生虫感染や下痢性感染が一例も報告されていません。今では、「トイレはどこ?」と聞けば、人びとは誇らしげに「ここだよ!」と答えてくれます。

支援する国際プロジェクトをお探しですか?英国ロンドンで開催される2017年度多クラブ合同ワークショップにご参加ください。第11回となるこのワークショップは、9月6~10日に開催されます。詳しくはこちらの記事またはこちらのウェブサイトをご覧ください。

ロータリーの「水と衛生月間」で行動を起こそう!

きれいな水と衛生設備が利用できることは人権の一つですが、その恩恵を受けられない人も大勢います。ロータリー会員は地域社会において、安全な水への持続的なアクセス、衛生設備の改善、衛生管理の研修を提供しています。特に子どもがきれいな水や改善された衛生設備を利用でき、より良い衛生習慣を身につけられるようになれば、その生活はより健康的で実りあるものになります。

ロータリーの「水と衛生月間」である3月には、2030年までにすべての人に安全な水と衛生設備、衛生環境を提供するというロータリーの目標達成に向けた取り組みを呼びかけます。以下の事例は、この目標を目指すクラブの奉仕活動の例です。

  • ネパールのダルバールマルグ・ロータリークラブは、双子クラブやフルバリ・ローターアクトクラブ、エコヒマルネパール・ローターアクトクラブと連携し、公立学校の生徒が安全な飲み水を利用できるようにしました。それまで生徒が飲んでいた水は、水源から直接汲み上げた未処理の汚染水でした。そこでロータリー会員は、強力なフィルター機能を備えた安価な浄水器を14カ所に設置しました。このフィルターは現地で製造されたもので、安全な飲み水を得るための伝統的な手法によるものです。
  • フィリピンのルバングアイランド・ロータリークラブは、農村部の山岳地帯に暮らす母親と子どもたちに、正しい手洗いと衛生習慣について指導しました。この地域では以前まで、地元の川から水を汲み、手洗いの習慣もありませんでした。そこでクラブの会員は、水を保全しながら手を清潔にする方法について教えました。
  • ナイジェリアのラドケアキントラ工科大学では、キャンパス内のトイレの数が不足していたため、学生は自宅のトイレを使用せざるを得ない状況でした。そこで、ラドケアキントラ工科大学(LAUTECH)オグボモショ・ロータリークラブは、キャンパス内の荒廃したトイレに校内貯水槽から水を引き、きれいに塗装された男性用トイレと女性用トイレをいて改修しました。改修されたトイレの維持と管理は、大学運営側が担当することになりました。
  • エクアドルのロハロスザラス・ロータリークラブは、ロハ県に安全な水を提供し、農村部に住む50世帯の生活環境の改善を目指しました。同クラブ会員は、ソーラーパネル駆動の小型ポンプ装置、配水タンク、基本衛生ユニット(シャワー、手洗い器、トイレ)、廃水処理システムを設置し、家庭雑排水を利用した有機家庭菜園を整備しました。
  • インドにあるコラワデ村では、40年間も使われている錆びついた配水管から流れる不衛生な水を飲んでいました。そこで、プネセントラル・ロータリークラブとプネコスラッド・ロータリークラブが協力して新しい配水管を設置。その結果1,200もの村に清潔で安全な水を提供できるようになりました。

皆さんのクラブや地区では、どのようにして水や衛生の改善を支援していますか?下のコメント欄からご紹介ください。また、クラブのプロジェクトをロータリーショーケースに投稿したり、My ROTARYのディスカッショングループにもご参加ください。奉仕活動に関するこのほかの記事をクラブや地区の奉仕活動のヒントにしてください。

私の人生を変えたアフリカへの最初の旅

筆:シャプレカ・クラーク
エルーセラ・ローターアクトクラブ(バハマ)

2016年10月19日、 第11回西アフリカプロジェクトフェアに参加するため、バハマから18時間飛行に乗り、ついにナイジェリアのポートハーコートに到着しました。最初にアフリカの大地に降り立った時、私は一生の友に会い、人生を永遠に変える冒険をすることになるとは、思ってもいませんでした。飛行機から降りた時、とても興奮していましたが、少し不安でもありました。

カリフォルニア州のランチョコタティ・ロータリークラブの支援を得て、私は、米国とバハマから 34人のロータリアンとローターアクターの一人として、この旅に参加することができました。ポートハーコートでは、プロジェクトフェアの一環として、地元の学校に医薬品を無料で提供し、また学生にリュックサックを配布しました。歴史的名所も訪問し、さまざまな地元の食べ物も味わいました。

旅の目的であった西アフリカプロジェクトフェアでは、ロータリアンがアフリカで行っているいろいろなプロジェクトを知ることができました。また、興味のあるプロジェクトを支援するパートナーシップを形成することもできました。フェアに参加する中、私は、バハマ、カリフォルニア、ナイジェリアのイエナゴアのローターアクターとロータリアンと共に、遠隔医療プロジェクトの発表をしました。遠隔医療により、医療が不十分な地域の医師が、カリフォルニアにいる医師に、診断や治療計画の相談ができるようになります。遠く離れたところにいても、医師は、遠隔医療により、いつでも別の指導医に相談したり、研修を受けたりすることができるのです。私たちのブースはこのプロジェクトについて発表し、アフリカにあるロータリークラブが、米国のクラブとの新たなパートナーシップを形成し、プロジェクトに参加することを推進しました。

最も良い思い出になったのは、世界ポリオデーでした。私たちのグループは、地元のロータリアンやローターアクターと共に、朝早くから、ポートハーコートの街を1キロ歩きました。これに参加したことで、ポリオの認識を高めることができただけでなく、街をよく見ることができました。パラサッカーの選手たちも一緒に私たちと歩いてくれました。そして、一日の終わりに私たちもパラサッカーの試合に参加しました。パラサッカーは障害を持つ人たちが、世界で働ける仕組みとして役立っています。障害があってもサッカーをする人たちを見ているだけで、感動的でした。

歩いた後、ポートハーコートのポリオ予防接種保健センターを訪問した私たちは、5歳未満の子どもたちに、ポリオのワクチンを投与しました。子どもに予防接種をし、ナイジェリアのポリオ撲滅に一歩近づく助けをしたことは、私にとって忘れられない一生の思い出になりました。

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この旅に参加したおかげで、ロータリーが、世界の別の国々で、いかに重要な役割を担っているかを理解することができました。私は、今回、西アフリカのロータリアン、ローターアクターたちと、地域社会で実際に作業を行い、最高の友情を築き、そして、人道支援、健康関連の仕事に参加する機会に恵まれました。それは、私にとって、人生を変える体験でした。

2017 年の西アフリカプロジェクトフェアは、ガーナのアクラで、2017年10月4~11日に開催予定です。詳細は、www.rotarywestafricaprojectfair.orgをご覧ください。
登録:registration@rotarywestafricaprojectfair.org

多様性を認識し、尊重する

筆:ロータリー奉仕コネクション担当部 アズカ・アシフ

ロータリーでは、背景・文化・職業の異なる会員が世界中で集まり親睦活動を行っています。お互いの違いを認め、尊重することこそが、ロータリーコミュニティの強みなのです。ロータリアンはお互いの独自な観点や専門知識を生かし、世界で最も切実な人道上の課題の一つ、より平和な世界を実現することに取り組んでいます。

ロータリーファミリーは、時間、エネルギー、そして熱意を持って、地域コミュニティを支援することに尽力しています。奉仕プロジェクト、平和フェローシップ、奨学金、国際交流を通じて、会員は、平和と国際理解を促進するために活動しています。以下にその数例をご紹介します。

  • フィリピンのマリキナ・ロータリークラブは、世界平和を推進するためにアイデア交換を行う平和フォーラムを開催しました。地元のロータリークラブは、ロータリーの独自なアプローチである奉仕を通じ、世界平和をいかに推進できるかを話し合う半日のフォーラムに参加しました。
  • 米国ニュージャーシー州、ブランチバーグタウンシップ・ロータリークラブは、異なる宗教の人びとを夕食に招き、多様性表彰式を開催しました。クラブは、平和を共通の価値観としてもち、礼節をわきまえ、グローバルおよび地域社会の意識向上に努める個人、企業、地域コミュニティ組織を表彰しました。この取り組みにより、コミュニティのリーダーと、ロータリーファミリーが、親善を深め、平和を促進する努力をしています。
  • ドイツのラドルフツェル・ヘガウと、トルコのイスタンブールシスリのロータリークラブが提携し、音楽の大学留学生交換制度を提供します。クラブは、国際・文化交流や相互理解を促進することを目的としており、留学生は、国際的言語である音楽を勉強し、留学中、それぞれの国や文化を理解し、国と国の隔たりを埋め、新しい友情を生み出そうとしています。
  • トルコのブルサ・ウルダグ・ ロータリークラブは、トルコの最も貧しい地区の一つで500人の恵まれない子どもたちが犯罪に手を染めないように、音楽教育を推進しようとしています。クラブは、子どもたち一人ひとりに楽器を提供し、音楽センターを設立したいと考えています。このセンターは、音楽を学びたいすべての子どもが差別なく利用できます。この音楽コミュニティの一員になることによって、子どもに帰属意識、自尊心や自信が生まれます。
  • インドでは、 ムソーリ・ロータリークラブが、瞑想の会を開催し、精神的、肉体的に日々のストレスに苦しむ人びとに瞑想がどのような効果をもたらすか、基本的な概念を話し合いました。

2 月はロータリーの「平和と紛争予防/紛争解決月間」となっており、世界平和促進のために行動する絶好の機会となります。ほかのクラブや地区の奉仕プロジェクトからヒントを得るため、平和と紛争解決について、ストーリー(成功例)をお読みください。また、ロータリーショーケースにご自分のクラブのプロジェクトを掲載したり、My ROTARYのフォーラムでディスカッションにもご参加ください。以下の欄から、平和と紛争解決について皆さまのご意見もご投稿いただけます。